管理番号 | 新品 :94324579 | 発売日 | 2025/02/05 | 定価 | 56,000円 | 型番 | 94324579 | ||
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作者不明の真空管パワーアンプです。
シルバニア製の31といつオーディオ用三極管を用いて作成されています。
この真空管の情報はデータシート以外全く出てきませんが、動作条件は2A3と近いもののようです。
真空管アンプにハマった時に色々と手を出して来た中で気に入って残っていた機材でしたが、子の成長に伴うラック整理のため出品します。
タンノイで聞いていましたが音の傾向は繊細なシングル三極管らしい音でとても素晴らしいです。
出力は計測していませんが1-2W前後と思います。
よほど大きい部屋でなく低能率のSpで無い限りは、十分です。
サイズもとてもコンパクトですし、ボリュームも付いているので便利です。
構成は、EI製12AX7が2段と、SYLVANIA31のシングルです。
トランスは型番から恐らく春日製で、中を見ると非常に熟練の方による制作である事が分かります。
カップリングはASCのフィルムコンデンサにディップマイカがパラで入っていたり、パスコンには今では入手できないOSCONが採用されています。
そのほかにもカソードや負荷に酸化金皮やアーレンブラッドレー?のソリッドカーボンが採用されており、かなり厳密に音質調整されているようで下手な日本製の2A3や300Bのアンプより良く鳴りそうです。
部品代だけでも10万円近くかかっていそうです。
球はまだまだ使用できると思いますが、肝心のシルバニア31については入手製が非常に悪く、もし今後も長く使われる場合には、2A3仕様に改造したり、海外から球を探す必要があるかも知れません。(ebayでペア3万円程度で出ているのは見ました)
なお、手元に来た時に調子が悪かった部分だけ修理しましたが、私の手を加えたのは、電源スイッチの交換のみです。
コンデンサの膨らみも見られません。
オーディオ初心者の方にも、三極管を使ってみたい方にも、シルバニア31というマニアックな球を聴いて見たい方にもおすすめだと思います。(2022年 9月 2日 14時 10分 追加)ブランド名がFX-Audioになってしまっておりますが、ヤフオクの自動入力で誤って設定されてしまったものです。
説明にも記載しておりますが、中身のパーツ選びなどはメーカー品に比べ随分拘られているようには見えますが、あくまでマニアックで入手困難な真空管を用いた作者不明の自作アンプですのでその点ご了承の上入札をお願い致します。
質問については引き続き私の答えられる範囲で回答させていただければと思います。
よろしくお願いいたします。(2022年 9月 2日 14時 16分 追加)他にもラック整理に伴いオーディオ機器出品しておりますので併せてご覧いただけますも幸いです。